採用情報

メンタルヘルスケア訪問看護を通して、地域の中で私たちができること

メンタルヘルスケアを必要としている方がいて、私たちができることは、実はそうは多くはないのかもしれません。
一人一人が持つ価値観や幸福感に「違い」があるからです。その個人の違いを理解し、少しでも同じ気持ちで寄り添っていければ、という理想はあります。
ただ、大きな志し、というよりも、自分の幸せを大切にしながら、できる範囲の貢献をしていく。
その手段として、訪問看護を職業に選択する、というものでもいいように思います。

ここに居てもいいという「安心」と、以前よりも出来たかもという「自信」を育みながら、自分なりに及ぼせる影響を日々なんとなく考えて、目の前の利用者様やご家族と関わっていく。
その積み重ねをチームで分かち合いながら、良い影響をもたらせる存在として地域に根付かせていけたら、「自分の幸せを大切にしながら、できる範囲の貢献をしていく。」ことができるかもしれません。
大それたことはできなくてもいい、自分なりの幸せを、あなたができる範囲の貢献から見出してほしいと願っています。
もし、あなたが訪問看護に飛び込むことを検討しているのなら、どうかその目で私たちの日々の実践を見て、判断してほしいと思います。いつでも気軽にご相談ください。
共に悩み、学び、やりがいやときにしんどさを分かち合いながら、一緒に働けることを心待ちにしております。

O看護師より（入職2年目）

以前は精神科病棟で4年半勤務していましたが、夜勤の割合も多く、業務が忙しい中、病棟を回すだけでいっぱいいっぱいの日々でした。
受け持ち患者さんとじっくりと面談する時間もなかなか取れず、在宅に戻られてからの生活をイメージすることもあまりできていないまま退院する患者さんを見送っていたな、と今思えば心苦しさがありました。
訪問看護は、面談時間を利用者さんと邪魔されることなくじっくり関われることに加え、ときには家族さんに直接話を聞いたり相談を受けることもあり、利用者さんの日常を過ごす生活環境に入っていきます。また、医療だけでなく福祉サービス、行政の支援者とも連携しながら支援できることは、病棟では味わえないやりがいを感じます。
利用者さんとじっくり深く関わる分、難しさもありますが、相談に乗ってくれる頼もしい上司や先輩、愚痴を聞いてくれる同僚がいるので、不安なく一人で訪問に挑むことができています。
別々に訪問に行くので普段はスタッフの方となかなか会えませんが、定期的なミーティングや時々開催されるお食事会で親睦を深め、仲良くしているので相談しやすいです。
相談し合い、高め合っていける仲間を、心待ちにしております。

M看護師より（入職1年目）

Smileエイドで働く以前は病棟勤務で夜勤をしていました。仕事と家庭の両立が難しく周りのサポートも必要であり、自分自身の体力も精神的にも負担が大きく疲れはたまるばかりでした。
自分の生活リズムにあった働き方を考え訪問看護を始めてからは、週末は子どもと過ごすことができ、連休や祝日の多い月の勤務希望の度に頭を抱えることもなくなりました。有給で平日の休みを取ることもでき、訪問件数や訪問時間の相談に応じてもらいライフスタイルに合わせた働き方をしています。
一般科でしか働いたことがなく、初めての精神科看護でわからないことも多く困ることもありますが、連絡が密にとれるのですぐに相談し助けてもらえる環境です。精神科看護の勉強をしていく中で看護の視点が広がり、今までと違う考えを持つこともできました。新たな分野の勉強にもなり無理なく働け、充実した毎日を過ごしています。
興味はあるけど大変そう、一人じゃ不安、といった印象がある精神科訪問看護ですが、やりがいはとてもあると思います。また一人で悩まず、みんなで考え合える場がSmileエイドにはあります。
在宅生活で困っている方々を一緒に支えていきませんか？